夢を見ている時の脳の状態は?

夢を見る人と見ない人

毎日夢を見るという人もいれば、全然見ないという人も。

これはどういう違いなのでしょうか?

夢を見る理由については、多くの説があり、実はまだよくわかっていません。

わかっていることは、寝ている間に夢を見るという脳活動、自律神経活動が存在するということです。

レム睡眠とノンレム睡眠

私たちは、寝ている時にレム睡眠とノンレム睡眠を約90~120分位のサイクルを繰り返しています。

レム睡眠…脳は起きていて体は眠っている状態のことをいいます。名前の語源にもなっている急速眼球運動、自律神経活動でもある心拍や呼吸などの変動、起きている時と似たような脳の活動、記憶の整理などが行われています。さらに、体を支える筋肉の力が抜けるなどの生理活動も生じます。

これらのレム睡眠中に出現する生理活動が鮮明な夢を作り出していると考えられていて、

この時に見る夢は、物語性があり、奇想天外なものもあります。

また、レム睡眠はノンレム睡眠時に比べて、呼吸数が増えて不規則になり、自律神経の活動も変動することから、ストレスを抱えていると、自律神経に影響を与え悪夢を見ることがあります。

なるべくストレスをため込まない様にしたいですね。

また、レム睡眠は、目覚めの準備段階でもあるので、レム睡眠の時に目覚めるとスッキリします。

ノンレム睡眠…入眠直後にあらわれ、脳が眠っている状態のことをいいます。

浅い眠りから深い眠りへ、そしてまた浅い眠りとなりレム睡眠へと移行します。

居眠りのほとんどは、ノンレム睡眠と言われ、短い時間でもスッキリするのは、ノンレム睡眠によって脳が休息するからです。

ノンレム睡眠時に見る夢は、脳が休んでいる時に見るので、あまり物語性がなく、寝る前に考えていた事や、最近の記憶が再生される事が多いと言われています。

レム睡眠中の夢と違い鮮明な映像やストーリー性はなく、考え事をしていた様な気がすると言った思考的な夢が多く、あまり記憶にないのも特徴です。

夢は毎日見ていた

私たちは、毎日夢を見ていますが、覚えているか、いないかの違いということになります。

通常、夢を覚えている様にできていないため、私たちは見た夢を忘れてしまいます。

しかし夢を見てから10分程度の間に目が覚めると、夢を見ていたことを認識しやすくなると言われています。

また、夢を覚えている人は、睡眠時でも脳が働き続けている状態になっている為、脳や疲れがしっかりとれていないことになります。

最近夢を良く見る!という人は、脳が休んでいないレム睡眠が続いてしまっているのかも。

脳を休め、体の機能を回復する睡眠をとれるようにしたいですね!

眠りが浅くなる要因

①寝る前のパソコンやスマホ

パソコンやスマホからでるブルーライトが睡眠を促すメラトニンの分泌を抑制。

寝る2時間前までにするようにしましょう。

②寝る前の食事

寝る前に食事をすることで、食べ物を消化しようと内臓に血液が集まりやすくなります。

そうなると、脳への血液が行きにくくなり眠りが浅くなりやすいと言われています。

また、睡眠中は内臓機能の修復などの時間になるべきですが、消化の働きをしてしまうことで、修復できないまま朝を迎えてしまうことに。

食事も寝る2時間前までに済ませるようにしましょう。

③アルコールの過剰摂取

少量のアルコールであれば、脳内の抑制神経伝達物質であるギャバ(GABA)が増加します。

これにより、ドーパミンやノルアドレナリンが減少し、眠くなります。

しかし、アルコールは約3時間後にアセトアルデヒドという成分によって交感神経が刺激されるので、眠りが浅くなると考えられています。

過剰な摂取には、気をつけましょう。

最近夢をよくみる方は、睡眠の質が落ちている可能性もあります。

疲れがとれない、朝起きるのがダルい。睡眠の質を上げたい方にもドライヘッドマッサージはおすすめです!

ドライヘッドマッサージ専門店 atama279

東京都板橋区板橋1-20-1 大橋ビル202

JR板橋駅徒歩2分

TEL:050-3692-0279

Related post

Comment

  1. No comments yet.

  1. No trackbacks yet.

PAGE TOP